法皇青年会議所とは

法皇青年会議所とは

1997年 伊予三島青年会議所(旧伊予三島)と川之江青年会議所(旧川之江)が合併し社団法人法皇青年会議所が誕生しました。2014年には公益法人格を取得し公益社団法人法皇青年会議所として再出発いたしました。そして2016年度には20周年という節目の年を迎えます。
40歳までの青年経済人で構成されるメンバーは『奉仕』『修練』『友情』の3信条のもと四国中央市の明るい豊かな街づくりを目指し、時には行政や地域の他団体とも連携し地域に根ざした活動を日々行っております。

  

法皇青年会議所概要

名称 公益社団法人 法皇青年会議所
LOM番号 768
事務局 〒799-0404 愛媛県四国中央市三島宮川4丁目8番57号 宇摩建設会館3階
2020年度理事長 飛鷹 惣太郎
2020年度専務理事 藤田 満胤
電話 / FAX 0896-22-4105 / 0896-22-4108
メールアドレス shikochu@hohoh-jc.jp

理事長所信

2019年度理事長所信

スローガン
感謝を胸に新しい時代へ

基本理念
言葉、行動、想い、全ては感謝のために

公益社団法人 法皇青年会議所
第24代理事長 飛鷹 惣太郎

<はじめに>

 10年後、20年後の四国中央市は今と変わらずに在り続けているのだろうか。
 世の中には理不尽なことが多々あるが、その理不尽は人によっては妥当だと思うこともある。世の中の多くの理不尽に疑問を持ち、問題を解決すれば、物事の正しい筋道が見えてくると思う。それは一人の思考でなく多くの仲間と小さな問題を 1 つ 1 つ解決し、十人十色の様々な意見で話合い、解決すれば、理不尽が妥当に変わり多くの仲間の意識を変化させることができると思う。青年会議所は多くの人の思いや行動を変化させることができる組織、意識変化の機会を与えてくれる組織である。一人の力では解決できない問題であっても、何とかしたいと思う気持ちがあれば、多くのメンバーによって問題が解決できる。いつの時代においても物事を変えてきたのは、こうした思いの力なのである。
 新日本の再建は我々青年の仕事である。1949年に「明るい豊かな社会」の実現を理想とし、戦後混迷期におけるこの国の復興、再建は、他の誰でもなく自分たちで担っていかなければならないという大きな志を持った先輩方の手によって、青年会議所運動は始まりました。その創始の精神を受け継ぐべき私たちは、変わりゆく世界とまちに対して圧倒的な危機感を持って本気で向き合っていかなければなりません。
 私が想い描く「明るい豊かな社会」とは、人々が感謝の思いによって笑顔が溢れる社会です。私たちは四国中央市に住み暮らす全ての人々と心をつなぎ、地域をつなぐことで、未来を紡ぎ、希望に満ちた「感謝の笑顔が溢れる四国中央市」を、様々な活動を通して創造してまいります。

 

<感謝>

 ありがとうの反対語をご存じだろうか。
 それは、「あたりまえ」である。ありがとうを漢字で書くと「有難う」。“有ることが難しい=ありがたし”という意味だ。まれである。めったにない事にめぐりあう。すなわち奇跡ということだ。「奇跡」の反対は「当然」「当たり前」になる。我々は、日々の生活の中で、大抵のことをあたりまえと感じて生きているのではないか。
 目が見えているのが、あたりまえ。
 手足が動くのが、あたりまえ。息が出来るのが、あたりまえ。
 生まれてきたのが、あたりまえ。
 生きていることが、あたりまえ。
 誰しも、今日と同じ日が明日も繰り返されると思っている。誰かと出逢い、話し、笑い、食事をして仕事が出来る。こんなあたりまえだと感じていることが、本当は奇跡の連続なのだ。これは我々の青年会議所活動にも当てはまるのではないか。「役職だからあたりまえ」、「そのくらいやってあたりまえ」ではなく、まずは相手に対し感謝することを決して忘れてはいけない。そうすることで、自分が変わり、周りが変わり、まちが変わる。こうした一人ひとりの行動の総和が、想像を遙かに上回る力を生みだし「明るい豊かな社会の実現」に、また一歩近づくのだと確信している。

 

<言葉、行動、想い>

 人は人を変えたい…と思う。
 人の意識を変えることは困難だとよくいわれるが、他人の言動で自分の気持ちが変わった、自分の行動を変えた、という経験があると思う。
 他人の言葉が自分の心に響けば、気持ちが変わり、行動が変わり、ひいては自分が変わることもある。他人の意識を変えることが困難であれば自分を変えれば良いのではないのだろうか。
 自分自身の意識を変化させることは、人の意識を変化させることよりも容易である。自分に影響力を持つことで、他人を変えることができるようになる。社会的な地位のことではなく、人間的影響力である。自身の人間性を高めることで、他人に対し影響力を持つことができるようになるのだ。人は、自分が尊敬できる人からの言葉・行動・想いというのは、素直に効くものだ。まだ若く未熟で尖がっている、という人でも、自分が信頼している人や尊敬している人の言葉・行動・想いは、比較的素直に効くはずだ。一朝一夕にはいかないが、自分の影響力を高めれば、他人を変えることが可能になる。他人を変えるということは、気付きを与えるということであり、気づいた者は自律的、能動的に行動するのではないかと思う。
 私は青年会議所入会当初より多くの役職を受けて来ました。その中で自分の想いを相手に伝えることが非常に難しいことを勉強しました。また、当時は様々なメンバーから気づきを頂き感謝しております。
 我々が魅力ある活動を行えば四国中央市は変わる、我々が変われば四国中央市を変えられると信じています。全メンバーが一丸となり青年会議所の意義や魅力を伝えねばなりません。そのためには、同じ志を抱き、言葉、行動、想い、気付きに感謝し、変革への活動を通して、新しい時代が始まる年となるように取り組んで参ります。

 

<法皇青年会議所として>

 青年会議所は地域に根差したまちづくり団体として、常に厳格な組織運営を心がけ、このまちの発展に寄与してきた。組織の中で会員が様々な成長をして、家族のため、会社のため、地域のために邁進していく自らの能動的な活動によって、この組織の運営基盤は支えられている。しかしながら、近年の会員数の減少や在籍年数の短期化は、様々な問題を浮かび上がらせ、これまで組織を支えてきた仕組みや不文律が有効に作用しなくなりつつある。
 会社組織の中には色々な人がいる。一生懸命な人、仕事をしない人、小狡い人、媚を売る人、色んな人が集まっている。一説によると、組織の中で一生懸命仕事をする人というのは、全体の2割ほどだそうだ。そして、4割の人というのは、「仕事をしない人」。つまり、サボる人たちということだ。
 これは人間の集団だけでなく、働き蟻の集団でも同じようなことが起きている。怠ける「働き蟻」がいるというわけだ。
 しかし、青年会議所活動として己自ら入会を決めた以上、JCメンバーとして活動出来る時間は40歳までと限られている中、全力で活動しなければいけないと思う。なぜ青年会議所に入会したのか、青年会議所で何をしたいのか、貴重な時間をどう活かすかは自問自答してみてください。わからなければ同士を信用し一緒に歩みましょう。志同じくし歩めば自然と答えは出てくるはずである。
 本年度は、スピード感を持った良質な運営基盤を確立する為、事務局が率先してサポートを行い、各委員会の運営効率を上げていきます。今後、私たちが更なる歩みを進めるために、これまでの諸先輩方から脈々と受け継がれ育んできた歴史や伝統の上に、今あるべきものを具現化します。また出向者をサポートできる環境、性別を問わず誰しもが活躍できる環境を整え、理解と尊重による調和が取れた組織・事業を目指します。更には、我々の運動を市民に共感していただく為に、それら全てを力強く次代へと受け継いでいくことこそ青年会議所活動であると私は思います。

 

<結びとして>

 私たちは、自分自身に誇りを持ち、在りたい自分に向けて、常に変化と成長を求めていかなければなりません。それが私たちの生きる力となり、新しい「つながり」の価値や人々の笑顔・感謝を生み出していくのです。私たちは仲間と共に、辛く苦しいときこそ、自らの魂を奮い立たせ、互いに励ましあい、ときには心を寄せ合い、力強く歩んでいくべきなのです。それがたとえどんなに高い壁だろうとも、多くの仲間と心を共にすることで乗り越えることができるのです。
 笑顔・感謝なくして、まちづくりはできません。喜びなくして、このまちに笑顔が溢れることはないでしょう。私たちはこのまちの人々と心をつなぎ、地域をつないでまいります。
 誰もが何気ないありふれた日常に、感謝や喜び、幸せを感じる。誰もが明日に期待をして、日々幸せと感謝の気持ちで眠りにつく。そんなひとときを大切にできるように、このまちの人々と共に未来を築いてまいります。そして、かけがえのない仲間と心を一つにし、希望に満ちた「感謝の笑顔が溢れる四国中央市」の創造に向けて、失敗を恐れず本気で挑戦し力強く歩んでまいります。

 

<基本方針>

 ・歴史を紡ぐ会員の拡大と会員の強化推進
 ・大きな力を生み出す会員の交流
 ・市民と共に創るまちづくり事業の継続
 ・更なる地域活性化を目指すまちづくり運動
 ・豊かな心を育む青少年健全育成事業
 ・次代を担う地域のリーダー育成


※ JC・・・・・・・Junior Chamberの略。青年会議所の意。

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