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理事長ブログ

2021.03.26

33+

巨大コンテナ船

先日新聞記事やニュースでも大きく取り上げられていた巨大コンテナ船の座礁事故

がありました。欧州と中東、アジアをつなぐ海上交通の要衝、スエズ運河が事実上の封鎖

状態となりました。この事件については言及するつもりもありませんし、早期の収束を望みます。

今回取り上げたいのは、このコンテナ船のサイズです。全長400m、幅60mという超巨大船、

2万TEU(コンテナ20フィート換算)積載という半端ねーサイズ感、日本の港で言えばようやく

横浜港が受け入れられるくらいでほかの港には入港できません。

岸壁延長や水深、又はコンテナクレーンのリーチの問題であったり何かしらの制限

がかかるためです。世界標準のサイズが年々大きくなっているため、日本の港湾は受け入れ態勢を

整えないと益々国際競争力が低下してしまいます。世界のコンテナ取扱港ランキングでは東京で39位、

横浜が61位と1位の上海、2位のシンガポールとは大きく差を空けられています。(2019年)

1980年だと1位はニューヨーク、4位に神戸港、18位が東京でした、この40年間でのアジア圏での

経済成長が著しかったことがわかります。ちなみに外航船の多くがパナマやリベリア船籍なのは

トン数にかかる税金が安いため(租税回避地)で、日本船籍の外航船は非常に少ないです。

よくパナマックス型とかスエズマックス型とか言いますが、その名の通りパナマ運河を通過

できる最大サイズ、スエズ運河を通過できる最大サイズ(スエズはほぼタンカー)になり今回の

コンテナ船座礁はサイズ感アップ慣れていない(最近になりこの手の超大型船が台頭)と

強風の影響ではないかと個人的には考えてます。以上本日は港湾雑学でした。

本日は3月度例会です。多くの方のご参加お待ちしております。

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